田中建設株式会社〜ハクビシン対策事業〜

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 ハクビシンとは

日本に生息する唯一のジャコウネコ科の動物であり、日本では四国と本州の東半分に生息しています。

ハクビシンは樹木登りを得意とし、果実類を採食したり昆虫類や小型のほ乳類も食べる雑食性です。体が猫のようにしなやかなので、民家の天井裏や床下、物置、中にはクーラーの冷気取り込み口を破壊して侵入するといった狭い隙間があれば簡単に侵入してしまいます。

 ハクビシンによる被害

今までは果実等の農作物の食害が問題視されましたが、近年では人家の屋根裏への侵入が新たな被害となっています。

家屋に侵入すると主に天井裏で糞や尿を排泄します。排泄された糞尿はどんどん天井裏に蓄積され、尿は天井にシミ汚れを作る原因になり、糞を同じ場所に排出するという特性があります。

また、特に夏場の家屋の天井裏は気温が急上昇するため、その状況下で排泄された糞尿は雑菌が増殖してしまうと、室内で生活している人間にも衛生的な問題が発生してしまうことは少なくありません。

ハクビシンは身体にノミ・ダニを寄生させています。屋内に侵入されると糞や汚れによって家ダニの発生原因で「二次被害」にもなります。
また夜行性の為、屋根裏等で深夜動き回ることによる騒音被害の原因にもなります。

 対策

ある地域に侵入したハクビシンが人知れず潜伏している時期に集中的に駆除すれば、新たな分布域となることは 防げるかもしれません。

しかし、定着し分布域も広がり、低い密度で安定してしまってからでは、捕獲だけで根絶させることは難しくなります。

飼育個体の放逐や逃亡がハクビシンの分布拡大の要因と考えられることから、飼育の届け出制や不妊化の義務付けなど、飼育の基準作りが急がれます。
ハクビシンの被害を防ぐには、屋根裏等の侵入口を遮断することが一番重要になります。

 駆除について

ハクビシンは野生動物に該当し「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」鳥獣保護法で保護されています。国内では野生動物の狩猟期間以外の捕獲は禁止されており、市町村または関連事業所に対し、農作物や生活被害を発生させているに限り有害鳥獣の捕獲許可申請を提出しなければなりません。

自治体より許可を受けており、家屋の改築を含め、万全を期すことができます。

 
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